森のアトリエ宿泊体験

2018/11/07

森のアトリエ宿泊体験

星空を楽しむなら日本一!南阿蘇の大自然の中にある小さなお宿」をコンセプトに

最近テレビや新聞でも取り上げられているオーベルジュ森のアトリエ ルナ天文台。

新聞やテレビでみて気になっているけどどんな施設なの?

宿泊施設で星が楽しめるってどういうこと?

ラスティック・フレンチってどんな雰囲気なの?

どんな人たちが働いているの?

など、テレビや新聞では伝えきれない森のアトリエの魅力に迫ります!

旅のはじまり!森のアトリエに到着

福岡の中心部から車でおよそ2時間半。

森のアトリエの敷地内に入ると、木々のアーチがお出迎えしてくれます。

車から降りると、ひやっと少し冷たい空気が。

森のアトリエまでの道はゆるやかな坂道になっているため車に乗っていると気づきにくいですが、標高600mの場所にあるそうです。

市街地と比べて空気が澄んでいて、「阿蘇に来たぞ〜!」という気分になります。

訪れたときは紅葉が色づき始めていました。

もう少し秋が深まるとあたり一面が赤や黄色に染まるそうです。紅葉のアーチも見てみたいし、新緑の時期も綺麗だろうな......

到着したばかりですが、「違う季節にまた来てみたい!」という気持ちになってしまいました。

「おとぎ話に出てきそう」と評判の洋館。今回とても楽しみにしている天文台も見えます。

どんな体験ができるのでしょうか!期待に胸が高鳴ります。

ロビーに足を踏み入れると、一瞬でルナワールドへ!

暗めの照明で落ち着いた雰囲気が漂い、あちこちに散りばめられた宇宙を連想させるインテリアや小物が全体の空気感をつくりだしています。

他のお宿と違ってプラネタリウムや星空ツアーなどイベントが目白押しの森のアトリエ。

チェックイン時に、フロントのスタッフさんと一緒に星空ツアーや食事の時間と場所を確認します。

フロントの周りには地球儀や星のモチーフがたくさん!売店には星座のネックレスやピアスなどの小物類や、子ども用の文房具や本も用意されています。

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フロントの周りには地球儀や星のモチーフがたくさん!売店には星座のネックレスやピアスなどの小物類や、子ども用の文房具や本も用意されています。

チェックインで渡されたルームキーもすべてスタッフさんの手作り。思わず「かわいい〜!」と声を上げてしまいました。

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チェックインで渡されたルームキーもすべてスタッフさんの手作り。思わず「かわいい〜!」と声を上げてしまいました。

みんなで楽しく食べられる!南阿蘇の自然派フレンチ

森のアトリエの夕食は「量は控えめ、一品ひとしなを上質に」をテーマに、地元・南阿蘇の野菜を中心に使用した自然派フレンチ

 

この日のメニューは、サラダ・ポタージュスープ・手作りパン・オマールエビ・あか牛のフィレ肉・デザート・コーヒーでした。

 

コース料理は大皿から取り分けるスタイルで、テーブルや食器もあたたかみを感じられる木製のものが使用されています。

「フレンチだから」といって肩肘を張る必要もありません。

ナイフやフォークが苦手......という方のためにお箸も準備されています。

 

メイン料理のオマールエビや赤牛のフィレ肉も美味しかったのですが、メイン料理にも負けないくらい野菜が美味しかったのが印象的でした。

近隣の農家さんから仕入れているというお野菜は、普段スーパーで買う野菜より味が濃くて香り立っていました。

スタッフさんの接客も丁寧で、メニューについて一つ一つ説明してくださいます。

まるでフランスのおばさんの家にホームステイしているかのようにリラックスできる空間

家族みんなで食卓を囲んで楽しくおしゃべりをしながら、ゆったりした時間を過ごせます。

迫力満点の星空ツアー!

美味しい食事を思いっきり堪能した後は、待ちに待った天体観測!

全長6メートル、重さ約11トンの九州最大級の望遠鏡で天体観測が楽しめる星空ツアーです。

 

星空ツアーの一番の魅力は、なんといっても「星のコンシェルジュ」が解説してくれること。テーマパークのキャストさんのような軽快な口調で星の魅力や楽しみ方を惜しみなく語ってくださいます。

 

この日の星空ツアーの担当は園木さん(以下ソノッキーさん。)食事を終えたお客さんが来る前にシステムの確認をするソノッキーさんに少しお話を伺いました。

 

ソノッキーさんは、大学を卒業してすぐ森のアトリエで働き始めた、現在2年目の若手スタッフです。

  

もともと写真を撮るのが好きだったソノッキーさんは、趣味で星の写真を撮っていたところ、どんどん天体にはまっていったのだそうです。

 

星空ツアーの前に調整を兼ねて月を見せてもらうことに......。

恥ずかしながら、生まれてこの方一度も望遠鏡で月を見たことなかったわたしは初めての体験に大興奮!

 

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わー!!すごい!!本当にクレーターあるんですね!肉眼で見るのと上下逆に見えます。

望遠鏡は設計上、上下左右反転して見えるので、調整するときも逆方向に動かさないといけないんですよ。

sonoki
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なるほど!慣れていないと頭が混乱しそうですね......。土星は見えますか?

あそこに一つだけ明るく見えるのが土星です。

sonoki
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え!!すごい......!!ただの星だと思ってました。なんでそんなにすぐわかるんですか!?

毎日みてますから(笑)時期によって少し位置は変わってきますが、毎晩同じところにみえますよ。

sonoki

どんな些細な質問も優しく答えてくださるソノッキーさん。

アトリエには本当に星が好きな方たちが集まっているのだなーと感じます。

子どもから大人まで楽しめる星空ツアー!

20時になり、いよいよ星空ツアーが始まりました。

 

「今夜の天体ツアーを担当するソノッキーです!実は本名が園木といいまして.......まぁそのままなんですけど(笑)」

 

と、冗談を交えながら一瞬にしてお客さんの心を掴んで場を和やかにする園木さん。

何かショーが始まった!!と思わせるほど、準備中にお話していたときとはまた違う、力強い声が夜空に響き渡りお客さんを魅きつけます。

この日は雲がかかって途中星が見えにくくなることもしばしば。

それでも焦ることなく、「雲があるのも我々が水と空気がある地球に住んでいる証拠です。」と話しながら手動で天体望遠鏡を動かして別の星を探すソノッキーさん。

 

ルナ天文台の天体望遠鏡は、通常だと自動で星のある場所を探してくれるそうですが、あいにくシステムの調子が悪かったため、手動で星を探しながらの天体観測でした。その季節に観測できる星や位置を熟知している森のアトリエのスタッフさんでしかできないことですね!

 

この日は若いカップルや子ども連れの家族、海外からの宿泊客など20名くらいのお客さんが集まっていました。一人一人順番に望遠鏡をのぞいて星をみます。

 

巨大な天体望遠鏡望遠鏡に子供も大人も興味津々で、動くたびに「おー!!」「わー!!」など歓声が上がっていました。

星空ツアーで天体の豆知識をたくさん吸収!

月は毎年4cm地球から離れていっていること、星の光が地球に届くスピードの話など、わかりやすく説明してくれます。

森のアトリエで天体観測を楽しんだ次の日は学校や会社で天体の豆知識を語りたくなること間違いなしです。

星見ヶ原

天文台で星と月を見た後は、星見ヶ原に移動して大自然の中での天体観測!

用意されてあるベッドの上で寝転んだ状態で星を楽しみます。(秋冬の寒い季節は寝袋が用意されています。)

寝転んでボーッと星を眺めていると忙しい日常や不安も忘れて星の美しさに心が癒されます。

この日は月が明るかったため、普段より見える数は少なかったそうですが、新月の前後一週間や月が沈む夜中は、天の川や流星などたくさんの星が観測できるそうです。

天の川は夏だけではなく通年見ることができるんですね!

星見ヶ原での天体観測が終わると1日のイベントも終了。お部屋でぐっすり身体をやすめます。

南阿蘇の朝を満喫

ぐっすり眠ってスッキリ目覚めたら、朝食の前に少し近隣を散歩。

朝の景色をリラックスして楽しむのはとても久しぶり。空気が美味しくて思わず何度も深呼吸してしまいます。

朝露がキラキラした阿蘇は、夜とはまた全く違う表情を見せてくれます。

朝食は8時からか8時半から選べます。

朝食のパンやジャムもすべて手作り。量も多すぎず少なすぎず、新鮮な食材を堪能できます。半熟卵とトマトソースの組み合わせがたまらない......!

迫力満点の星空ツアー!

かなり後ろ髪を引かれながらのチェックアウト。

すっかり取材のことを忘れてしまうほど魅力的な宿泊でした。

 

美味しい料理や綺麗な星空に大満足なのはもちろんのこと、スタッフのみなさんの気さくであたたかい接客で気持ちよく過ごせました。

チェックイン、食事、星空ツアーなど普通のホテルよりスタッフさんとの接点が多いこともあり、スタッフさんの人柄が森のアトリエの魅力をつくりだしていると感じます。

 

・阿蘇が大好きだけどいつも同じところばかりで行き先に悩んでしまう

・自然を満喫したいけど、楽しみ方がわからない!

・家族みんなで楽しめる旅行先を探している

 

という方も、森のアトリエなら通常のホテルにはない体験ができること間違いなしです。

 

365日変わる星空を、次はどの時期に見に行こうかな......

一度森のアトリエを訪れたら、次の旅行で観測できる天体をチェックする「昨日までと少し違う自分」に気がつくはずです。

この記事を書いた人

Mika Kajiwara

デザイナー / 大分県日田市出身

大学卒業後、日田市の観光PRに携わったことがきっかけで通訳案内士に興味を持ち、京都の高級旅館でフロント・予約業務のかたわら、海外からの宿泊客の接客や、京都の花街の文化を伝えるイベントの通訳をこなす。
2016年、念願だった台湾にワーキングホリデーへ。現地出版社でのアシスタントを経験。自分もクリエイティブな世界に身を置きたいと思い、帰国後Webデザインを学び、現在に至る。