「ホームページを作ったのに、全然更新できない…」から抜け出すシンプルな方法
ホームページをリニューアルしたときは、
「これからブログもどんどん書いていこう」
「最新情報をマメに更新しよう」
そう思っていたはずなのに、
気づけば最後の更新は数か月前。
トップページのお知らせも、少し前のまま止まっている。
「自分たちで更新できるって聞いていたのに、結局ほとんど触れていない」
「制作会社に頼むほどでもないけど、自分でやるのはちょっと怖い」
もし、こうしたモヤモヤを感じていたら、
それは“やる気の問題”ではなく、
単に「続けられる環境」が整っていないだけかもしれません。
この記事では、
・なぜ更新が続かないのか
・どこまで自分たちでできるのか
・更新が続いている会社が実際にやっている工夫
をできるだけわかりやすい言葉でお伝えします。
こんな状態に心当たりはありませんか?
まずは、よくあるお悩みから。
・ホームページを作ったまま、ほとんど触れていない
・お知らせが去年の内容のままになっている
・ブログを書こうと思いつつ、何から書けばいいかわからない
・ちょっと直したいだけなのに、制作会社に頼むのは気が引ける
・「自分で更新できます」と言われたけど、編集画面を開かなくなってしまった
もし一つでも当てはまるなら、
あなたの会社はまさに「更新したいのに、続かない」ゾーンにいます。
でも、これは珍しいことではありません。
むしろ、ホームページを持っている多くの会社が通る道です。
大切なのは、
「うちには更新できる人材がいないから」とあきらめてしまうのではなく、
なぜそうなっているのかを、一度落ち着いて整理してみることです。
ホームページの更新が続かない本当の理由
更新が止まってしまう理由は、根性不足ではありません。
よく見ていくと、次のような原因が重なっていることが多いです。
・編集画面の使い方がわかりにくい
・ちょっと直すにも「壊したらどうしよう」という不安がある
・社内で「誰が更新するのか」がはっきり決まっていない
・更新する「きっかけ」や「ルール」がない
つまり、
「よし、やるぞ」と思っても、
その後の一歩を支えてくれる“レール”が敷かれていない状態です。
やる気はあるのに続かないのは、
仕組みがないだけ。
この視点に立つと、
「うちにはセンスがないから」とか「時間がないから」といった
あきらめの気持ちから、少しだけ自由になれます。
「自分で触れる」環境をつくるだけで8割は変わる
ここで出てくるのが「CMS(コンテンツ管理システム)」という仕組みです。
名前は難しそうですが、
ざっくり言うと「専門的な知識がなくても、文字や画像を変えられるようにする仕組み」です。
WordPress や、ビルダー系ツール(ブロックをドラッグして編集するタイプ)のものがこれに当たります。
こういったツールをきちんと整えると、
・お知らせの文章を自社で差し替えられる
・写真を新しいものに入れ替えられる
・ブログを追加できる
といった作業が、自分たちの手でできるようになります。
「自分で触れる環境」が整っているかどうかは、
ホームページが“動くか止まるか”を大きく左右します。
アクアマリーンでも、WordやPowerPointに近い感覚で編集できる仕組みを採用しており、
「まずはここだけ自分たちで触れるようにしましょう」というところから一緒に始めていくことが多いです。
更新が続く会社がやっているシンプルな仕組み
とはいえ、
「編集できるようになったからといって、自然に続くか」というと、
残念ながらそうでもありません。
更新が続いている会社には、
実は共通した“ちいさな習慣”があります。
たとえば、こんな工夫です。
・月に一度、ホームページを見直す時間をカレンダーに入れている
・GA4などのアクセス解析で「よく見られているページ」だけでも確認している
・「文章を書く人」と「サイトに反映する人」を分けている
・お客様からのよくある質問や事例を、ネタとしてメモしておく
ここで出てきた GA4 は、
「どのページが何回見られたか」などを教えてくれる、無料のアクセス解析ツールです。
難しい分析をする必要はなく、
「どの記事がよく読まれているか」だけを見るだけでも十分、次のヒントになります。
大切なのは、完璧な分析ではなく、
「毎月一度、ホームページのことを話題にする場」をつくることです。
外注と自社、うまく分担するとホームページは止まらない
ここまで読むと、
「全部自分たちでやらないといけないのか」と
不安になったかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ、
・日々の更新や、簡単な修正 → 自社で
・大きなデザイン変更や、導線の見直し → 外注に相談
のように役割を分けた方が、
ホームページは長く、安定して成長していきます。
全部外注に任せてしまうと、
どうしても「お願いしたときだけ動くサイト」になります。
一方で、全部自社だけで頑張ろうとすると、忙しい時期には止まりがちです。
「自分たちでできるところは、自分たちで」
「悩んだとき、迷ったときは相談できる相手がいる」
このバランスが整うと、ホームページは会社の成長に合わせて、
少しずつ、でも着実に育っていきます。
今日からできる小さな一歩
ここまで読んでくださった方は、
きっと「うちも何か変えたい」と思っているはずです。
いきなり大きなことをしなくても、大丈夫です。
今日からできる小さな一歩は、たとえばこんなものです。
・まずは自分のホームページを、1ページ分だけじっくり眺めてみる
・「今の状態と、理想の状態」を紙に書き出してみる
・月に一度、ホームページの状況を話す時間を社内で決めてみる
・制作会社に「自分たちで更新しやすいようにしたい」と素直に相談してみる
ホームページは、
作った瞬間よりも、「どう付き合っていくか」で価値が決まります。
アクアマリーンは、
ホームページを「自分たちで動かしながら育てていきたい」と考える会社を応援しています。
もし、今のホームページの更新に不安やモヤモヤを感じていたら、
一人で抱え込まずに、まずは状況を聞かせてください。
そこから一緒に「続けられる形」を考えていきましょう。